看護師転職の不安や悩みを解消!失敗しない職場の選び方と転職方法

4人中3人が「辞めたい」看護師の転職事情とは?

「看護師の仕事がつらい!もう辞めたい!」
そう考える看護師は実は非常に多く、看護師の70%が「看護師の仕事を辞めたい」と考えているのだそうです。(日本医療労働組合連合会「看護職員の労働実態調査」2017年)
およそ4人中3人の看護師が「辞めたい」と思うのはなぜなのでしょうか?

看護師の転職理由トップ5

同調査によると、仕事を辞めたいと思う理由として多いものは、以下の5つでした。

  1. 仕事がきつい(人手不足)
  2. 賃金が安い
  3. 休暇が取れない
  4. 夜勤がつらい
  5. 達成感がない

ほかにも、以下のような理由が一般的です。
また、結婚や妊娠・出産、引越といった家庭の事情による離職も多いです。

看護師の転職は超売り手市場

日本看護協会によると、2011年度から2015年度までの離職率は10.8%~11.0%で推移しています。およそ10人に1人は離職している計算になります。
実は、この高い離職率は、同時に高い転職率にもつながっています。看護師は売り手市場とされており、他職種に比べ高い求人倍率を誇っています。常に人が入れ替わっているからこそ、看護師は転職しやすいのです。
2025年問題という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
2025年問題とは 超高齢化社会が進む日本では、2025年に約196~206万人の看護師が必要になると想定されていますが、厚生労働省の発表によれば、今後順調に看護師の数が増えていったとしても13万人の看護師が不足するとされています。。
このような事情から、看護師の高い需要は今後も続くことが予想されており、看護師の資格を持ちながらも離職している「潜在看護師」への注目も高まっています。
つまり、看護師の資格をもっている限り非常に転職しやすい状況にあるということなのです。せっかく看護師という国家資格を持っているのですから、そのメリットをフルに活かし、前向きに「転職」について考えてみましょう。

転職に失敗しないか不安…看護師の転職成功のコツとは

「転職しても、合わなくてすぐ辞めてしまったらどうしよう。」
「なかなか内定がもらえなかったらと思うと怖い…。」
転職活動を始めるにあたり、様々な不安が頭をよぎることは無理のないことだと思います。
看護師の転職でよくある失敗を知り、同じ失敗をしないように対策することで転職を成功に導きましょう。

看護師の転職によくある失敗

転職したものの、「思い描いていたような環境ではなかった」と思うこともないとはいえません。
合意したはずの条件と違っていた、人間関係が悪かった、求められるスキルにギャップがあった、キャリアアップできない…などは転職によくある失敗例です。
だからといって、転職してもすぐ辞めてしまい、何度も転職を繰り返すのはデメリットが多いので避けたいところ。
転職回数が多くなってしまうと、「退職理由は本人に問題があるのでは?」と思われてしまいかねませんし、自信もなくなり転職活動自体がつらいものになってしまいます。

転職を成功させる4つのコツ

1.情報収集

自分の希望に合う条件の求人情報をなるべく多く集めることは、転職成功の大きなポイントです。
良い条件の求人があったとしても、知らなければ応募すらできません。また、多くの求人情報があれば条件を比較して判断することができますし、複数の求人に応募した方が内定をもらえる確率も増えます。
さらに、応募先の職場を見学させてもらったり、人間関係や仕事環境についてヒアリングするなど、求人情報からは得られない現場の状況を知っていることもミスマッチを避けることにつながります。
こうした情報集めに最適なのが、看護師の転職サイトです。転職サイトは好条件の非公開求人や情報網を持っており、転職に必要な情報を効率よく手に入れることが可能です。

2.自己分析

2つ目のコツは、自己分析です。転職するうえで優先したいのは何なのか、これまでのキャリアやこれからの展望なども含めて、じっくり考えてみましょう。
このプロセスは転職活動の中でも一番といってもいいほど大事な部分です。これを疎かにしてしまうと、転職後に「自分の実際の思いと違った…」と後悔することが多いです。
転職はこれからのキャリアを含めた人生を左右するものですから、「本当に自分が望むこと」を見極める機会ととらえて自己分析に取り組みましょう
同時に、「自分が転職先に提供できるスキルや経験は何か?」と考えてみることで、転職目的や転職先選びがより明確になりますし、面接の際の自己アピールにもつながります。

3.希望条件を明確にする

転職後の「こんなはずじゃなかった」を避けるためには、希望する給与や夜勤の有無、労働時間などの条件をクリアにすることが肝心です。ここがあいまいなままだと、やはり転職後にミスマッチが起きやすいです。
内定が決まった場合、諸々の労働条件については契約の文書に記載されているはずなので、そうした文書にはしっかりと目を通し、控えを取っておくと良いでしょう。

4.相手の目線で考える

なかなか内定がもらえないと、「自分には価値がないのでは?」「もう内定はもらえないのでは?」と不安になることもありますね。
そんな時は、「相手が何を求めているのか」を考えてみましょう。
このような自問をしてみることで、面接の際にもより説得力ある話ができるようになりますし、内定にもつながりやすくなるはずです。
転職は、採用側のニーズと求職者側のニーズが合うことで内定につながります。どちらか一方のニーズだけが満たされるのではダメなのです。

看護師の転職しやすさは年齢や経験年数で変わるの?

看護師は転職しやすいことをお伝えしましたが、それでも、年齢や経験の浅さから転職に不安を感じている方もいます。

看護師何年目なら転職できる?

第二新卒や1年未満の看護師

一人前の看護師になるには、最低でも3年は必要と言われています。看護学校卒業後3年以内、いわゆる第二新卒の看護師は、今の時点で転職してよいものか悩むことでしょう。
しかし職場に対して不満や不安を抱いたまま働き続けるのは、自分にとっても周囲にとっても好ましいものではありません。不安定な精神状態では、あなたが理想とする看護が提供できないかもしれません。その点、思い切って新しい環境でやり直すのは、決して間違った選択ではないのです。
第二新卒で転職する場合は看護知識や技術に不安があるので、「第二新卒歓迎」とうたっている職場や、研修制度や教育体制が整っている職場を選ぶことをオススメします。

3年目の看護師

3年目以降ともなれば、もはや中堅と言われる立場です。仕事にも慣れ、他の職場に興味が出てくる頃。即戦力、体力ともにあるため、内定ももらいやすいので、キャリアアップを目指して転職する看護師が多いです。
ただし、3年目は新人教育に携わるチャンスでもあるので、そのチャンスを失ってしまうかもしれないというデメリットはあります。

5年目の看護師

5年ほどの経験を積んだ看護師は、様々な立場を経験しており、視野が広く柔軟性もあります。転職しても仕事や環境に慣れるのも早く、即戦力として活躍してくれることが期待できるため、転職には非常に適した時期といえます。
それだけに、今後の看護師人生を決める転職先は将来を見据えてじっくりと選ぶことをおすすめします。

10年目以上の看護師(管理職)

看護師経験10年以上ともなれば、主任看護師や看護師長などの管理職という役割を担う看護師もいますし、転職によって管理職へのキャリアアップを目指す方もいます。
管理職の人材を外部から採用する病院は多いので、意外とたくさんの求人があります
一方で、結婚や出産などライフスタイルの変化が多い頃です。どのような働き方をしたいのか、ワークライフバランスを考えて、その希望に合う職場を見つけることが大切です。

年齢の壁は存在する?40代・50代転職事情

20代、30代で転職するのはもはや普通のことですが、40代にさしかかるくらいになってくると「若くないからどこからも内定をもらえないのでは?」という不安が出てきます。

40代看護師の転職事情

40代は、仕事を継続していれば十分なキャリアやスキルがあり統括的な仕事もできる年代です。
一方、転職では選べる職場が限られてくる可能性があります。学ぶことの多い先進医療をメインとする現場や、体力が必要となる手術室の場合には応募先に不安を持たれます。例えば慢性期医療から急性期への転職は、かなり可能性が低いと考えなければなりません。
また、ブランクがあり、再就職を目指している看護師も多い年代です。家庭生活を優先するのであれば、クリニックや夜勤が少なめの介護施設などが適しています。
スキル不足に不エリア安があるのならば、再就職支援を行う研修制度がある病院がおすすめです。

50代看護師の転職事情

50代はキャリアの仕上げと退職後を見据えた職場選びをする人が多くなります。定年まで働けることや、一定以上の年収が転職条件として挙げられます。
求人の内容としては、年齢的な長所を生かしたマネジメント的な仕事や指導者的立場が想定されます。
同年代が多く働く介護施設や療養施設、訪問看護ステーションなどでは、緊急対応の頻度が低く、落ち着いた職場環境が期待できます。
こうした施設では年齢による制限が少ないため、より自分の条件に合わせた転職先を選ぶことができるでしょう。
再度の転職の可能性が低い年代だけに、退職年齢や仕事内容をよく調べて決定することをおすすめします。


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